下水道未来構想研究所
50年程度の長期的な将来見通しでは、地方都市の人口は半減以下に縮小すると言われています。その時には、OD法に代表される現在の下水処理場を更新して運転管理することは困難となるでしょう。欧米では人口10,000人以下の市街地では、簡易な酸化池法等が広く用いられており、日本でも小規模処理場の処理技術として、将来、適用される可能性があります。日本の水環境、水利用に適した簡易な処理技術を評価し、放流水質基準などの施策の見直しを提言していきます。